熟年離婚が増えているわね。3組に1組は離婚するという世の中だけど、離婚する夫婦ってある共通点があるの。
夫婦という関係性の捉え方は男性と女性で大きく違うんだけど、離婚する夫婦にはその捉え方に特徴があるわ。
夫婦と言えど人間と人間だから上手に人間関係を築いていかないとね。
離婚率はどんどん増えている
毎年離婚率はどんどん増えて行っているの。
もう今や三組に一組は離婚を経験する時代よ。
離婚するってめんどうよね。親権や養育費、財産分与、慰謝料とか?
できるだけ離婚しない方がいいわ、特に女性は。
でもそんな離婚する夫婦ってどんな理由で離婚するのかしら?
不倫や経済的な理由以外で離婚する場合ってそもそも夫婦間の人間関係が上手く行ってないことが多いのよ。
夫婦という関係性
夫婦って他人かしら?
という問いに対して多くの女性はYESと答えるわ。
いくら夫婦と言えど、他人同士というスタンスは変えないというのが女性に多い考え方ね。
別にこれは冷たい意見というわけじゃないんだけど、多くの男性はその意見に対して冷たいと感じるの。
というのも逆に男性は夫婦という関係性に対して一心同体の特別な関係であると考えている人が多いの。
この違いは大きく、特別な関係だからと居心地の良さを求める男性に対して、あくまで他人だから最低限の距離を保とうとする女性とのすれ違いは避けられないもの。
お互いが価値観の違いを感じ耐えきれなくなった後に離婚に至るという結果になってしまうというわけね。
良好な関係性を築くには?
あくまで他人として夫婦という関係性を捉える女性はお互いの関係性を良好なものにするために努力を惜しまないわ。
対して夫婦は一心同体と捉える男性はそういった努力はあえてしようとはしないの。
もちろん別々の個体同士が共同生活をするから最低限の配慮は必要不可欠になってくるけど、男性はこういった努力をするのが苦手な傾向があるみたいね。
それは男性のストレスに対する耐性の弱さ、もろさに原因があるのよ。
男性っていつまでたってもマザコンというか、甘えんぼな部分があって、結婚後に妻にそういったものを求めてしまうとかなりの確率で問題になりがちよね。
私はあなたのお母さんじゃない!みたいな?
結婚は大きなストレス?
人生には様々なストレスになる要因があるわ。
悪いことはもちろんだけど、良いことまでストレスの原因になるの。
アメリカの実験で配偶者の死を100とした時に、様々なライフイベントのストレス度合いを得点化した実験があるの。
その中では結婚は50に当てはまるのね。
これは意外にも高得点で、これに耐えることができない夫婦は離婚を迎えてしまうことになるわ。
破局にならないようにするためにはお互いの関係性に理解を示すようにしないといけないわね。
ライフイベントとストレス度合いの関係
100 配偶者の死
73 離婚
65 配偶者との別居
63 懲役、肉親の死
53 ケガや病気
50 結婚
47 仕事をクビになる
45 配偶者との和解、退職、家族の健康状態の変化
40 妊娠、性的な問題、家族が増える
37 経済状況の変化、親友の死、職場内での異動、配偶者との口論
・・・
ここから先は割愛するわね。
生活の変化には大きなストレスがかかるから、こういった変化にストレスを感じる事はしかたないこと。
どうやって対応できるかがカギね。
にしても仕事クビになるよりも結婚する方がストレスなのね…
まとめ
離婚を経験する夫婦には夫婦という関係性の認識が夫と妻で違った認識をしていることが多いわ。
というのも、女性は夫婦は他人、男性は夫婦は一心同体と捉える傾向があり、その認識の違いがストレスになり離婚に至るの。
確かに結婚はおめでたいことだけど、ライフイベントとしては大きなストレスを感じるイベントでもあるのね。
この認識の違いをしっかりと理解し、歩み寄ることができれば離婚の危機は回避できるかもしれないわね。
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